photography






Kato
Shinji

加藤慎司
写真とはただ出来事を記録するものではなく、そこに流れていた時間や気配、言葉にならない想いをすくい取る営みだと思っています。空気の揺らぎや沈黙の美しさに耳を澄ませながら、静かにシャッターを切ります。マニュアルフォーカスレンズを使うことも、ときにモノクロを選ぶことも、その余白に寄り添うための手段のひとつです。目に見えるものだけでなくその場の空気、気配、人の想いまでも写し取ることができたなら、それはきっと時間を越えて残る一枚になるはずです。